2005年5月18日(水)21:37

スペインは最終的にEU憲法を批准

マドリード(AFP)

スペインは欧州連合の7ヶ国目にEU憲法を批准した。下院に続き、上院も賛成225名、反対6名、棄権1名の圧倒的多数で批准を承認した。下院は4月28日に採決を行い、出席した330名の議員のうち311名の賛成でEU憲法を明確に承認している。

これまでハンガリー、リトアニア、スロヴェニア、イタリア、ギリシャ、スロヴァキアがEU憲法の批准を終えている。隣国フランスと異なり、スペインでは国民の間でもEU憲法は広範な支持を得ている。2月20日の国民投票ではおよそ77パーセントがEU憲法に賛成票を投じた。

原題:Spanien ratifiziert EU-Verfassung

訳注:オーストリアでは下院に当たる国民議会が5月11日に批准を承認した。またドイツも12日に連邦議会(下院)の批准を終えている。両国の上院の批准は確実と見られている。




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